最近購入した【Xiaomi Mi8 SE】を使い始めて10日ほど経ったので、レビューを書きます。
Mi8シリーズについて
今回発売開始されたMi8シリーズは、以下の3つのモデルです。
- Mi8
- Mi8 Explorer Edition
- Mi8 SE
今回私が購入したのは、【Mi8 SE】で残り2つ、Mi8, Mi8 Explorer Editionの廉価版です。
フラッグシップ(最上位)モデルは、【Mi8 Explorer Edition】です。
廉価版ということで、Mi8 SEは、ほか2つのモデルに比べると性能が劣るのですが、それでも私には十分すぎるくらいのハイスペックな性能を持ちます。
スペック
Mi8 | Mi8SE | Mi8 Explorer Edition |
|
ディスプレイ | 6.21インチ AMOLED | 5.88インチ AMOLED | 6.21インチ AMOLED |
解像度 | 2248×1080 | 2244×1080 | 2248×1080 |
OS | MIUI 9 (Android8.1) | MIUI 9 (Android8.1) | MIUI9 (Android8.1) |
SoC | Snapdragon 845 | Snapdragon 710 | Snapdragon 845 |
RAM | 6GB | 4/6GB | 8GB |
メモリ | 64/128/256GB | 64GB | 128GB |
フロントカメラ | 20MP | 20MP | 20MP |
リアカメラ | AI機能 光学ズーム デュアル 12MP+12MP |
AI機能 デュアル 12MP+5MP |
AI機能 光学ズーム デュアル 12MP+12MP |
GPS | デュアルバンド L1+L5 | シングルバンド | デュアルバンド L1+L5 |
SIM | デュアルnanoSIM DSDS対応 |
デュアルnanoSIM DSDS対応 |
デュアルnanoSIM DSDS対応 |
バッテリー | 3400mAh | 3120mAh | 3400mAh |
認証 | 指紋認証、赤外線顔認証 | 指紋認証、赤外線顔認証 | ディスプレイ内指紋認証、3D顔認証 |
Bluetooth | Ver 5.0 | Ver 5.0 | Ver 5.0 |
カラー | 4色 | 4色 | スケルトン |
サイズ | 154.9×74.8x 7.6 | 147x73x 7.5 | 154.9×74.8x 7.6 |
重量 | 175g | 164g | 177g |
価格 | 5.5万円~ | 3.6万円~ | 9万円~ |
※価格は、2018年7月時点のGeekbuyingの販売価格を参考にしています。
Mi8 Explorer Editionには、メモリ8GB、3D顔認証とディスプレイ埋め込み式指紋認証を採用と最新機能が惜しみなく搭載されています!
以下の点は、購入前に確認しておきましょう。
- イヤフォンジャック無し
- MicroSD無し(ストレージ拡張は不可)
なぜXiaomi Mi8 SEを選んだか?
以前使っていた【Xiaom Mi5】がとても使いやすく、気に入っていて、またXiaomiスマホを使いたいなと思っていました。
スマホの買い替えが必要になって探していたところに、Mi8シリーズの発売を聞きつけました。
価格
Mi8シリーズのMi8, Mi8 Explorer Editionは予算オーバー。Xiaomi Mi5で大満足だった私にはここまでの高性能はいらないかなと思いました。
36,000円も決して安くはないですが、Mi8やMi8 Explorer Editionに比べると格段に安い!
世界初、Snapdragon710搭載
SEには、「Snapdragon 710」が搭載されています。
プロセッサーを比較すると「Snapdragon845」を搭載する、ほか2つよりは劣るのですが、「Snapdragon 710」はなんと世界初の搭載。
「Snapdragon 710」は、Xiaomi Mi6Xに搭載の「Snapdragon 660」の上位版で、処理性能と電力効率に優れているということです。つまり、省電力性に優れ、電池もちがいい。
「世界初」と聞くだけでも魅力的です。
カメラ
カメラ機能では、Mi8と比較してコストダウンが見られます。
光学式手ぶれ補正や光学ズームが無い、サブカメラの質も劣りますが、
SEの機種でも、AI対応の超高感度デュアルレンズカメラ搭載。
カメラ機能を重要視する方は、Mi8がいいかもしれません。
私はカメラにこだわりはないので、ここでは迷いなし。
背景をぼかして撮れるポートレートモードを使って撮影してみました。
サイズ感
画面が大きなものではなく、片手に収まりやすいサイズを探していて、Xiaomi Mi8 SEが私にはちょうどいいサイズでした。
Mi8 SEは、Mi8, Mi8 Explorer Editionに比べてひとまわり小さいです。
コスパの高いXiaomiスマホの中でも、とりわけコスパ最強だからです。
中国版ROMについて
購入前に気になっていたことですが、今回発売開始直後に注文して購入したため、Global版ROMではなく、中国版ROMが入ったものでした。「English and Chinese Version」と書いてあるのは、中国版のことです。
Xiaomiスマホは、MIUIというAndroidをベースにした独自のOSなのですが、中国版ROMを購入するとGoogle playストアがインストールされていません。日本語にも対応していません。
中国では情報規制があるため、中国国内向けのスマホはもともとGoogleサービスが入っていません。中国国内ではGoogleやFacebookなどのサービスが利用できないのも同じ理由です。
購入時の商品説明に、英語と中国語にのみ対応と書いてあったのですが、英語と中国語以外にアラビア語、ヒンディー語?のような選択肢がありました。
これについては、Google playストアのインストールは簡単にできますし、ROMを焼き変えて日本語化する方法もググれば簡単に見つかります。
私は現在のところ、ROMは中国版のまま、Google Playストアをインストールして、英語で使っています。
つまり、最初の初期設定に少し手間がかかるというマイナスポイントがあります。
Xiaomiの多くの機種はGlobal版を発売しています。
Global版だと、標準でGoogleサービスに対応しているので安心です。
今は発売直後なので中国版ROMのものしか手に入らないですが、しばらくすれば、Global版も発売されるのではと思っています。
※技適の問題があるので、国内での使用は各自の責任する必要があります。
購入方法
Xiaomiスマホの購入方法は、いくつかありますが、海外サイトからが一般的です。
今回私は、中国の通販サイト「Geekbuying」で購入しました。
私の購入時は、発売直後なこともあり、Geekbuying以外発売しているところを見つけられませんでした。中国製品なので、やはり中国通販サイトが早いようです。
私が購入したのは、Xiaomi Mi8 SE、RAM4GB、容量64GB。
最近やたらとRAMの数字が大きいものが出てきてますが、スマホの搭載メモリーについては、Huaweiの幹部であるLao Shi氏が「スマホのRAM4GBあれば十分」という発言したという記事を読んで、4GBにしました。もちろん値段も考慮しました。
購入価格は、Geekbuyingで16%OFFセールで、US$319.99(約36,000円)でした。
ソフトケース付きです。
ほかにXiaomi製品購入におすすめなサイトは、香港・中国の通販サイト「GearBest」があります。
※2018年7月14日現在は、GearBestでもMi8シリーズが販売されています。
セール状況は頻繁に変更されるため、どちらもチェックしてみて安いほうで買うといいと思います。
評価
処理速度早くてさくさく、容量も私には十分、期待通りの大満足です。
以下気に入っている点を挙げます。
- 電池持ちがいい(2,3日に一度の充電で十分)
- 充電速度が速い(残15%から1時間ほどでフル充電に)
- 処理速度が速い(アプリたくさん開いてもサクサクです!)
- 手に収まるサイズ感
- 顔認証ロックは便利(ただし暗いところでは反応しにくい)
- 自撮りカメラは盛りやすい仕様
個人的な感想ですが、スペックに全く不満はありません。
ただし、Googleサービスと連携するうえで手こずったりもあったので、わかってはいたことですが、中国版ROMは少し扱いにくいです。
Global版があれば、間違いなくそちらをおすすめします。