リオのカーニバル★世界最大の祭りの楽しみ方

ブラジル

ブラジル、リオデジャネイロで毎年開催される、リオのカーニバル。

世界最大規模のカーニバルに、一度は挑戦してみませんか?

一度経験すると、あの興奮や熱気は一生忘れられないものとなるはずです。

ここでは、リオのカーニバルを最大限に楽しむために、カーニバルの楽しみ方から、アクセスや宿事情などを紹介します。事前に情報収集して最大限に楽しみましょう!

【読んでほしい人】

  • リオのカーニバルに行く予定の人
  • リオのカーニバルに行ってみたい人
  • カーニバルや祭りと聞くと血が騒ぐ人
  • サンバの音楽を聞くと踊りたくなる人
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カーニバルは町じゅうで開催される

カーニバルの音色はいたるところから

カーニバル時期が近づいてくると、練習をしているのか、いたるところからサンバの音色が聞こえ、ステップを踏んでいる人たち、楽器を演奏している人たちを見かけます。

日本でも、祭りの期間は音楽が流して祭りの雰囲気を楽しむように、このサンバの音色が人々に高揚感を与えます。

カーニバル期間とその前後は、多くのローカルにとってのホリデー期間。この時期のリオデジャネイロは、さらに開放的で、陽気なカーニバルムードが漂っています。

ストリートパーティは目玉の一つ

サンバパレードだけではなく、ぜひ楽しんでほしいのが、ストリートパーティ

ストリートサッカーはブラジルではよく見かける光景ですが、ストリートパーティも大人気。カーニバル期間は、特に頻繁に開催されています。

特に人気が高く、規模が大きいのが、巨大なコパカバーナビーチ沿いで行われるストリートパーティ。旅行者もローカルも集う盛大なパーティです。

なんとこの期間は、ビーチ沿いの大道路が歩行者天国になり、パーティー仕様の人々で溢れかえります。

※大きな道路が封鎖されるため、車の迂回路に渋滞ができてしまいます。車での移動(タクシーやUber)の場合は、渋滞に巻き込まれてしまうことがあります。

真夏の、リオデジャネイロ。パーティは楽しくても、日中の炎天下ではかなり気温も上がります。熱中症にも注意してください。

ローカルに混じって街角のバーで楽しむ

この時期のリオ市内はとにかく明るいムード。普通のバーでもちょっとしたパーティ会場に早変わりです。

巨大なパーティが苦手な方は、小さなバーやパブなどに訪れてみるのもおすすめ。少し落ち着いた雰囲気で、生のバンド演奏を楽しめるお店もあります。

地元の人たちは、主にバーなどでサンバの演奏やダンスを楽しみます。ローカルと交流したいという方には絶好の場所です。超フレンドリーなブラジルの人達にサンバの踊りを教えてもらえるかもしれません♪

サンバパレードの会場はどこ?

メイン会場は【サンボードロモ】

市内中心からほど近い場所にあるSambadrome(サンボードロモ)がサンバパレードの会場です。

リオのカーニバルのために作られたという、全長約700mの巨大な会場。

サンボードロモ付近では、パレード前後に巨大な山者を引いたサンバチームの列が順番を待っている様子や、パレードを終えて退場する姿が見られます。

パレード観戦にはいかない、という方でも会場付近にいるだけでその迫力や熱気が感じられるかと思います。

ただし、カーニバル期間(特にサンバパレードの前後)の会場付近は、多くの人で込み合います。軽犯罪も多くなる時期ですので注意が必要です。

パレードチケットを購入するには?

日本からチケット込みのツアーを申し込まなくても大丈夫。

チケット入手方法はこちらをどうぞ。

サンボードロモへのアクセスは?

便利で安い地下鉄は、24時間運航

低予算派の見方、地下鉄。カーニバル期間は24時間運航しているので、サンボードロモへの行き帰りにも利用できます。

気を付けてほしいのは、サンボードロモはセクションによって最寄り駅が異なること。チケットが奇数セクションであれば、プラザ・オンセ(Praça Onze)駅、偶数セクションはセントラル(Central)駅が最寄りです。

駅からサンボードロモ会場までは、15分から 30分程度歩くことになります。会場までの道は混みあうので、余裕をもって向かいましょう。

タクシーもうまく利用しよう

地下鉄が利用しやすいとは言っても、朝方までパレードを観戦していると、疲れがピークに達していることも。さらには、お酒もすすんで酔いがまわっているのであれば、タクシーの利用が現実的かと思います。

会場外の専用タクシー乗り場を利用すると、案内してくれる人いるので安心です。乗車前に行先を伝えて、事前に決められた料金で送ってくれます。

パレードの帰りの時間帯(朝方2時以降)は、道路の渋滞は考えにくいです。

しかし、タクシー乗り場に長い列ができていることがあります。会場すぐ外のタクシー乗り場ではなく、少し離れた場所あっても、多くの人がタクシーを捕まえようとしているので同じことです。

カーニバル期間は観光客も多いですが、夜道はやはり危険です。
地下鉄への道のり、タクシーを利用する場合も そうですが、単独行動は避け、会場にあるタクシー乗り場など、安全な場所で列に並ぶことをおすすめします。

カーニバル仕様コスチュームで派手に着飾る

サンバパレードやパーティにでかける際には、コスチュームが必須。

パレードで披露される豪華な衣装とはいかなくても、気軽に買えるコスチュームを身につけて出かけるのが定番です!

どんなコスチュームを買えばいいの?

カーニバル期間になると、コスチュームを身にまとった人たちをたくさん見かけます。

頭につけるカチューシャや、腰に巻くひらひらしたもの、顔や体に塗るグリッターなど様々。気に入ったものをゲットすればOKです。

値段は10リアル(300円)程度から。路上で買うより値段は高めですが、普通の洋服店などで可愛いカーニバル仕様のコスチュームが売っていることも。

コスチュームはどこでゲットできるの?

カーニバルが近づいてくると、駅の周辺や大通り沿い、ビーチ沿いなど、いたるところで、コスチュームが販売されます。

しかし、いざ探そうとすると、見つからなかったりするもので、コスチュームをゲットしに出かけよう!というのであれば、地下鉄のCinelândia(シネランディア)駅周辺。多くの店舗が並んでいるので、気に入ったものが見つけられると思います。

手の凝ったおしゃれなコスチュームを販売するブースなどもあり、人とはかぶらない、おしゃれなものが欲しいという方にはおすすめです。

ただし、パーティなどで楽しんでいると、コスチュームをいつの間にか失くしてしまった、なんてことも多いので、失くしたらまた買えばいいくらいの気持ちでの購入がいいと思います。

カーニバル時期の宿事情

カーニバル期間の宿は3倍以上に跳ね上がる

カーニバル時期はブラジル各地から、また世界中から人々が集まってきます。そのため、カーニバル期間の宿泊費は通常価格の3倍かそれ以上に設定されていることがほとんどです。

通常だと、US$10~20で泊まれるホステルも軽くUS$50を超えます。

とにかく早めの予約が安心

カーニバル期間のリオデジャネイロに渡航を考えているのであれば、とりあえず宿を抑えておくというのが無難です。予約が殺到する時期なので、予定段階から宿を抑えておきましょう。

私がよく利用するのは、Booking.comAirbnbです。

おすすめ宿泊エリアは?

こちらの記事を参考にどうぞ。

カーニバル開催期間は年によって異なる

2019年のカーニバルは3月頭の週末

例年2月か3月のはじめの週末

私自身、カーニバル期間は1月だろう!と勝手に思い込んでいたのですが、2月や3月に開催されます。

通常は2月から3月の頭にかけての間に設定されます。日程は、イースターの日に合わせて決まるようです。

おまけ:カリオカ(リオ市民)の過ごし方

リオデジャネイロに住む人達のことをカリオカ(Carioca)といいます。カーニバル前後は、最大のホリデー期間。彼らは毎年、どう過ごすのでしょうか。

カーニバルの喧騒から逃げ出すカリオカ

実は、カリオカにとっては、リオのカーニバルは煩わしいものでもあります。

世界最大級のカーニバルでは、世界中から人々が集まり、イベントの開催や道路規制が行われるなど、とても普段と同じ生活を送ることはできません。

毎年のことなので、この期間は、リオデジャネイロから抜け出し、市外へホリデーに出かける人も少なくありません。

部屋を貸し出して、ひと儲けするカリオカ

ホリデーに出かけるもう一つの理由として、この期間、ホリデーで家を空けている間に部屋を貸し出すと、とてもいいお金になるのです!

カーニバル期間の宿の価格が跳ね上がると書いたように、カーニバルの期間は、宿泊施設の需要が多く、部屋代を高値で設定しても宿泊者が見つかります。

最近では、Airbnbなどで、誰でも気軽に部屋の貸し出しができるため、ホリデー中に空いた部屋を有効活用する人達も多くなっているようです。

この部屋貸し出しの収入で、ホリデーの費用が十分に賄えたり、中には、この期間の収入で、1年分の家賃をおおよそ回収するなんていうこともあるようです!特に人気のコパカバーナやイパネマに部屋を持っているとそんなこともできるのかもしれません。

カーニバル期間は犯罪被害多数

残念ながらカーニバル期間は、人が集まってくるせいか、犯罪被害が急増する時期です。事前に注意すべきことを頭に入れ、犯罪被害に遭わない対策行って、思いきり楽しい時間を過ごしてください^^

リオ市内観光もお忘れなく

日本から遠く離れたブラジル、リオデジャネイロまで行くのであれば、カーニバルだけではなくリオ市内の観光もお忘れなく!

南米最大の観光都市であるリオデジャネイロ、観光地としての魅力もいっぱいです。

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