ブラジルの美しい世界遺産の街、サルバドールを全力でおすすめしたい

ブラジル
photo credit: André Motta de Lima Esmola Geral - Boa Morte, Cachoeira, Bahia, 2016 via photopin (license)

 

ブラジルで最もアフリカ色の強い、サルバドール(Salvador)。

世界文化遺産にも登録されている歴史的な街の魅力を紹介します。

 

リオデジャネイロからのアクセスについてはこちら
リオからサルバドールへ出かけよう!旅のすすめとアクセスや注意点

 

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バイーア州の州都、サルバドール

バイーア(Bahia)の州都であるサルバドール(Salvador)は、バイーアと呼ばれることもあります。

サルバドールはポルトガルの植民地時代1549年から1763年にリオデジャネイロに移るまで、ブラジルの首都、そして主要貿易港として栄えました。

現在は、サンパウロ、リオデジャネイロ、ブラジリア(首都)に次ぐ、ブラジルで4番目に人口の多い都市です。(※2016年予測)

 

アフリカ文化と融合したアフロブラジリアン文化

サルバドールは、アフロブラジリアン文化発祥の地です。

アフロブラジリアン」とは、アフリカにルーツを持つブラジル人のことを示す言葉で、いわゆるアフリカ系ブラジル人のことです。

このアフロブラジリアン(ポルトガル語でafro-brasileiros)という言葉は、ブラジルではあまり使われていません。ブラジルでは、ルーツよりも肌の色などの外見から”分類”され、肌の黒い人に対して用いられる言葉は、ブラックという意味からくる、「negro」や「preto」が一般的です。

 

アフリカから持ち込まれた音楽、踊り、食文化、衣装などの文化が、南米先住民やヨーロッパ移民の文化と融合し、バイーア州を中心に独自の文化を生み出しました。

サンバやカポエイラはバイーア州発祥で、ブラジル全土にも広がっていきました。

食文化や、暮らしにアフリカの影響が色濃く残っています。

 

アフロブラジリアン文化の背景に”奴隷貿易”

photo credit: Cafeh (Alan Santos²) Yemanjá2017 – 33 via photopin (license)

 

アフロブラジリアン文化が広がった背景には、アフリカ系黒人奴隷の存在があります。

16世紀中ごろのポルトガル領ブラジル時代に、サトウキビの栽培での労働力を補うためにアフリカから黒人奴隷輸入が開始されました。その後、1850年にブラジルで奴隷貿易が禁止されるまで約300年にわたって、約200万人という大勢の人々が労働力としてアフリカからブラジルへ連行されたといわれています。

首都であり主要貿易港のあったサルバドールは、奴隷の上陸地となり、ブラジル全土で最も多い40万人の黒人奴隷たちがバーハ地区に住むことになります。

奴隷としてやってきた彼らは、サトウキビ栽培のみでなく、17世紀末にブラジル南部で始まった金産業にも従事しました。

 

バイーア州は今でも人口の80%がアフリカの血を引いた黒人か混血といわれています。

 

サルバドールの名物グルメ

海に面した都市なだけあって、海鮮料理が多いのが特徴です。

アカラジェ(Acarajé)

バイーア州の定番ストリートフードです。通りやビーチ沿いの屋台などで見つけられます。

豆のコロッケと、黄色いネバっとしたペースト、唐辛子ソース、海老などがトッピングされています。ネバっとしたのは、オクラです。

ビーチ沿いでビールと一緒にいただくのがおすすめです。

 

ムケッカ

photo credit: ManoelNetto Moqueca de peixe via photopin (license)

シーフードとココナッツミルクのスープです。

魚、海老、貝、タコ、カニなど、お好みのシーフードを選びます。

 

サルバドール・デ・バイア歴史地区

サルバドール・デ・バイア歴史地区は世界遺産に登録されています。

その中でもおすすめの観光スポットを紹介します。

 

ペロウリーニョ広場(Largo Do Pelourinho)

サルヴァドール・デ・バイア歴史地区の目玉は、ペロウリーニョ広場です。

石畳にカラフルな建物が並ぶ旧市街地の中心地。

お土産ショップやレストラン、アイスクリーム屋などが並び、散策を楽しめるスポットです。

パステルカラーのカラフルなバロック様式の建築物も見ものですが、

街中で繰り広げられる音楽セッションも必見です。

 

実はここ、マイケル・ジャクソンの楽曲「They Don’t Care About Us」のプロモーションビデオが撮影された場所でもあります。

 

ラセルダ・エレベーター(Elevador Lacerda)

移動手段としても利用される、高さ72メートルのエレベーター。

このエレベーターにより、「上の町」と「下の町」が分けられています。

(上から下の町を見下ろした景色)

 

正面の建物、モデーロ市場(Mercado Modelo)は、エレベーターを降りてすぐ、大きな通りを渡ったところにあります。小さなショップが集まっており、お土産を購入するにはピッタリです。

※エレベーターを降りてすぐの通りは治安が悪いので、うろうろするのは控えたほうがいいです。

 

シニョール・ド・ボンフィン教会

高台にあるこのボンフィン協会は、サルバドールで最も有名なカトリック教会です。祈れば何でも願い事が叶う教会として、バイーアの人たちの守護神として信仰されています。

このカラフルなリボンは教会の周辺でたくさん売られており(近づくと客引きがすごい)、教会の周りに結びつけることができます。リボンを3回結ぶ間に3つのお願い事をして、リボンが切れたときに願い事がかなうとされています。

 

サンフランシスコ教会

サルバドールは非常に教会の数が多く、なんと300以上もあるそうですが、

その中でもとりわけ美しく、観光客にも人気の教会が、Igreja e Convento de São Francisco(イグレージャ・エ・コンヴェント・ヂ・サン・フランシスコ)、通称「サンフランシスコ教会」です。

バロック建築の建物で、すべて金色に統一された内装はとても豪華です。

実際に、1トン以上の金箔が使われているということには驚きです。

 

もちろんビーチも見逃せない

ポルト・ダ・バーハ(Porto da Barra)

サルバドールの南端のバーハエリア、バーハ要塞のすぐ近くにあるのが、ポルト・ダ・バーハビーチです。

こじんまりしたビーチですが、人気のビーチで、週末や天気のいい日には大勢の人で溢れかえります。日が沈んだ後も人はいなくなりません。

また、すぐ横の通りにレストランやバーが並び、夜になってもビーチ周辺は賑わっています。

 

ヒベイラ (Ribeira)

ボンフィン協会の少し先にあるヒベイラビーチ。

バーハのように混雑していないので穏やかな時間を楽しめます。

波は穏やかで、家族連れが多く、ビーチ沿いの散歩にも最適です。

サンセットにもおすすめのスポットです。

レストランやバーも揃うので、一日ゆっくり過ごすのもあり。近くには有名なアイスクリーム店もあります。

 

終わりに

サルバドールの魅力、少しは知っていただけたでしょうか?

見どころがぎっしり詰まったサルバドールに、ぜひ足を運んでみてください。

 

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