スマホは旅行中も欠かせないツールの一つ。
ガイドブックを持たなくても、手のひらサイズのスマホが、電話やメールなどの通信手段だけでなく、カメラや地図となるので本当に便利です。
今回は旅行中に大活躍!私が海外旅行中に使っていたアプリ、厳選の2つをご紹介します。
海外旅行中に活躍するスマホアプリのポイント
インターネット環境がなくても使える
日常生活では、インターネットに常にインターネット環境が整っているという人が多いと思いますが、海外旅行中はそういうわけにはいきません。
最近では、Wi-Fi環境が整う国も多いですが、フリーWi-Fiのみを頼りにしていると、いつでもインターネット環境があるわけではありません。また、何ヵ国も旅行していると、国や地域によってインターネット環境やルールが異なるので、新しい地に移動してすぐはフリーWi-Fiが飛んでいても、使い方がわからない場合も。
そのため、事前に情報収集しておいたり、インターネットに接続できなくても、最低限の必要な情報を手に入れられるようしておくことが大切となります。
そこで役立つのがインターネット環境がなくても使えるアプリです。
データバックアップ機能
海外を旅行していると、いつもの日常では起こらないようなことが起こります。
私は、何があっても(何を無くしても)おかしくないという覚悟で旅行していました。
そのため、写真はこまめにバックアップをとり、必要な情報は分けて管理するように。スマホがなくなったら、すべてがパアになってしまうというのでは、心もとないです。
最近ではインターネット接続時に自動でクラウド上にバックアップを取ってくれるアプリもあるので、どんどん活用したいところです。

実際に旅先でスマホを無くしてしまったことがあり、覚悟していた割に落ち込んでしまったのですが、クラウドへのバックアップを行っていたことで、写真などの大切なデータの損失は最低限に抑えることができました。
使えるアプリ1:Maps.me(地図アプリ)
旅行では欠かせない地図アプリ。
Google mapも便利ですが、海外旅行中におすすめしたいのが、MAPS.MEです!
私自身も旅先で出会った旅行者に教えてもらい、その後はフル活用していました。
オフラインで使えます
MAPS.MEはGoogle mapと同じ操作感で使え、ダウンロードさえしておけば、オフラインでも全く問題なく利用できるアプリです。
事前に行先エリアのダウンロードがをしておけば、Wi-Fiのない場所に行った際も、オフラインで細かい地図が確認できます。
さらにオフラインであっても、ナビが利用できます。GPSはインターネットを必要としない機能なので、現在地の把握はもちろん、ダウンロードしてあるデータを利用して周辺施設の検索やナビゲーションも可能です。
Google mapよりも詳細
地図といえば、Google mapが定番です。私も常日頃使っています。
ですが、海外旅行中に活躍したのはこちらのMAPS.MEです。
MAPS.MEはOpenStreetMap(オープンストリートマップ)を利用しているため、地図データは世界中の利用者によって随時更新されています。
そのため、より新しくより詳細な情報が提供されています。
大きな地図を見ていると気にならないですが、実際に町歩きをする際に役に立つのはカフェやお店などの詳細情報です。全く知らない場所で、目の前にある店がなにか、近くのローカルレストランがどこかなどが見つかります。スーパーやお店などの施設情報が豊富なのも嬉しいところ。旅行中は歩き回ることが多いでの、そういった情報が役に立ちます。
地図アプリのおすすめ利用方法
数日前に地図をダウンロード
旅行の行き先が決定したら、インターネット環境のある場所で事前に情報収集を兼ねて地図をダウンロードしておきます。インターネット環境がいい場所で、早めに準備しておくのがおすすめ。
旅行を終えた後は地図データを削除します。容量の大きなスマホだと気にならないかもしれませんが、何都市も訪問して旅行していると、地図データの容量が積み重なって、スマホの容量を圧迫してしまうことも。そのため、訪問後は意識して地図データを削除するようにしていました。
ブックマーク機能をフル活用
新しい都市を訪れる際、事前に情報収集をすることが多いですよね。
その際に、観光スポットや気になる場所をMAPS.MEのアプリ上でブックマークしておきます(Google mapのブックマークと使い方は同じです)。
駅などの目印になる場所、また宿泊予定の場所にも印をしておくといざというときに役立ちます。

旅人たちとの会話の中で教えてもらった素敵スポットや、気になった場所には、ハートマークを付けてその後の訪れたいスポットリストとしていました。私の地図には今もたくさんのハート♡が残っています。
使えるアプリ2:Journey(日記アプリ)

Journeyは旅行の記録を残すのに適した日記アプリです。
私は約半年の旅行期間中、一日も欠かさずに日々の記録をこのアプリに書き留めていました。
日記には、スマホのアプリでなくても手帳やノートに書き留めるなどの方法があります。旅の途中でノートに1ページずつ記録を残している人にも出会ったことがあります。
私には、紙もペンもいらないお手軽なスマホアプリが使いやすく、今まで日記を書き続けられたことなんて一度もなかった私が、大切な旅の思い出を一日も休まずに記録することができたのは、このアプリのおかげだと思っています。
グーグルアカウントとの連携
JourneyはGoogleアカウントに紐づけられるので、保存した日記データはGoogle Drive上で管理されます。
データは暗号化されて保存され、Google Drive上でも非表示データとなっています。また、アプリにパスコードや指紋認証など、ロックをかけることもできるため、誰かに容易にのぞかれるという心配もありません。
アプリだけでなく、WEB上でアクセスすることもできます。スマホのみでなく、タブレットやPCから日記を書き込んだり、読み返したりできます。スマホを機種変更しても、新しいスマホでログインすればそのまま使えます。
オフラインで書いておいて自動更新
旅行中は、オフライン環境にいる時間がほとんどだったので、日記もインターネット接続なしで書くことが大半でした。オフライン環境で更新した日記データは、その後インターネットに接続したとき自動でクラウドにバックアップされるようになっています。
寝る前に一日を振り返って書くこともありましたが、めまぐるしい一日だと、書きたい内容も盛りだくさんで、時間がかかってしまったり、その時には忘れてしまっていることもあるので、細切れでもできるだけその場で書くようにしていました。

旅行中に暇を持て余しがちなバスや電車での移動中によく記録していました。観光ツアーでガイドさんの話で興味深かったこと、すぐに忘れてしまう観光地の名前や出会った動物の名前など、メモ代わりに記録していました。
写真や天気、位置情報など、記録を残せる仕掛けが満載
日記には、文章だけでなく写真や、位置情報、天気情報なども一緒に保存できます。その日の気分を表すアイコンを残すこともできます。
訪れた場所や現在地を残すには、都市や場所の名前を残しておくより、位置情報があれば間違いありません。また、その日の写真として文章と一緒にその日撮った写真を残せば、後から見たときにより記憶が鮮明に蘇ります。
手書きで書く日記の魅力もよくわかるのですが、デジタルならではの魅力も捨てきれません!
【おまけ】為替レート換算アプリは必須
言うまでもないかもしれないですが、海外旅行中に必須のアプリとしてあげられるのが、為替レート換算アプリ。
現地の通貨だと金額にピンとこないことも多いので、買い物をする際や両替の際に計算アプリがあると重宝します。特に何ヵ国も旅をしていると、その度に通貨が変わり、為替相場も覚えていられません。
また国が変わって国境を越える際に、残った現金を外貨から外貨へ両替することもよくあります。両替時には、妥当なレートが適用されているかのチェックは必須です。
私がいつも使っているのは、為替レート – 通貨換算レートです。
海外旅行へ行く前には、MAPS.MEとJourney、加えて為替レート換算アプリをインストールしていきましょう!